今回は『初心者向け』Be動詞と一般動詞の違いについてです。
生徒さんの中でも非常にこの区別に悩まれている方が多いです。
特に、Be動詞をどういうときに使っていいのかわからない!というお声を頂きます。
「動作(動き)を表す言葉」です。
Be動詞の数は限られています。
「be」のみです!(一つです!
え!?「am」「are」「is」とかあるじゃん!と思われると思いますが
3つとも原形である「be」が変形したものです。
※be動詞の活用表を見てみてください。
原形 | 現在形 | 過去形 | 過去分詞形 | 進行形 |
be | am | was | been | being |
be | are | were | been | being |
be | is | was | been | being |
『am』
主語(話の主人公)が「I」の時にのみ、使われます。
『are』
主語が「You」「We」「They」「These」「Those」「複数の名詞」の時に使われます。
※複数の名詞とは
cats、balls、bags、men(manの複数形)、children(childの複数形)
物や人が、2つか2人以上あるものを複数で表します。
『is』
主語が「She」「He」「This」「That」「It」「単数の名詞」の時に使います。
※単数の名詞とは
a cat、a ball、a bag、a man、a child
物や人が、1つか1人のとき、単数で表します。
『was』
主語が「I」「She」「He」「This」「That」「It」「単数の名詞」の時に使います。
※過去の出来事を言いたいとき
『were』
主語が「You」「We」「They」「These」「Those」「複数の名詞」の時に使われます。
※過去の出来事を言いたいとき
学校では、「~です。」「~である。」「~います。」「~あります。」
と教わると思います^^
例文を見てみてください。
I am Erina.
(私はエリナです。)
You are a teacher.
(あなたは先生である。)
She is in Nagoya.
(彼女は名古屋にいます。)
This book was on the desk.
(この本は机の上にありました。)
こういう文章の時にBe動詞を使います。
全て共通しているのは「存在」しているということです。
そして、「特に動きはありません!」
たくさんあります!!!
<一般動詞の例>
「run」「go」「come」「live」「get」「put」「feel」「take」「tell」
「eat」「watch」「listen」「want」「like」「need」「make」「study」
「teach」「write」「read」「show」「leave」「meet」「open」「swim」「work」「enjoy」「practice」など。
それぞれ、単語独自の意味があります。
「run」は「走る」
「go」は「行く」
「come」は「来る」
「live」は「住む」
「get」は「得る」
「日本語から英語にするとき」です。(まあ、そうですよね…
学校教育の授業では、「今日はBe動詞やります!」や「今日は一般動詞を使った文章をやります!」と単元ごとに勉強しますし、
ワークや教材をやるときも主題に「Be動詞」や「一般動詞」と書かれているので、
特に、違いを意識することなく、Be動詞使うんだ、一般動詞使うんだ、となるため、解けます。
これでは英語を「使いこなせている」ということにはなりません。
※中学生3年生の生徒さん、(ワーク問題はほとんど正解します)
に中学英文法をいろいろ混ぜた英作文をやってもらうと、何をどう使っていいか混乱していました。
生徒さんとレッスンをしているときにどっちを使えばいいのか迷う回数が多いのは、
「Be動詞」を使った文章です!!
例えば、、、
「彼の子供たちは昨日、公園にいました。」という文を作ってください、と言った時。
Their children the park yesterday.
ですか!?と。
ありがちなのが、動詞と前置詞が抜けてしまいます;;
Their children were in the park yesterday.です。
(前置詞についての解説は今回、省略しますね。)
まず、初めに。
英語には必ず、「主語」と「動詞」が必要です!!!
これ、とても大切です。
そして、「主語」の次に「動詞」が来ます。
主語をおいたら、次は動詞をおかなければいけないんだな…
と考えてください!
で、その動詞をどうするか…
ん!?動詞はどうしたらいいのか!?Be動詞?一般動詞??
さきほどの例文を見てみましょう。
「彼の子供たちは昨日、公園にいました。」
日本語の動詞は「いました」です。
「いる」ということなのでそこに「存在」していることを表していますし、「動きはありません」
ただ、そこにいる。ある。存在している。感じです。動きはありません。
動きがないので、それが逆にイメージしにくい⇒Be動詞の文章使いにくいとなります。
※実際に生徒さんに言われました。
例えば、
「彼の子供たちは昨日、公園で遊んだ。」だとすると
「遊ぶ」という具体的な動きがイメージできますよね!?
ジャングルジムで遊んでいるのか、砂場で遊んでいるか、おにごっこしているのかはわかりませんが
子供たちが遊ぶ姿がイメージできると思います。
遊ぶ=play を使いますので
Their children played in the park yesterday.
となります。
Be動詞は「存在を表す」「動きがない」
一般動詞は「具体的な動きを表す」です。
荒技ですが、
Be動詞か一般動詞かどっちか迷う場合
迷ったら、Be動詞の確率が高いです!
「迷う⇒具体的な動きがない⇒動詞は何だ?」
具体的な動きがない時は「Be動詞」ですから。
ぜひ、参考にしてみてください。
Thank you for reading.
Please keep going.
See you soon.
作成者:ERINA
(2020.02.26)