「品詞」がわかる!

文法書などを開くと当たり前のように「○○詞」という言葉が書かれています。

知らない方にとっては、この品詞を見ただけでギブアップしてしまいそうになります!
(私がそうだったんです…文法用語がとにかく苦手で…涙)

では、理解しなくては良いのか?と言われると、私は「No‼」と答えます。

 

なぜならば、

品詞がわかると、英文の仕組みが理解できるため、読むのも楽しく、文章を作るのも楽しくなるから」です!!
(品詞のせいで読みにくかった文法書もラク~~に読めるようになります!)

 

まずは「ふ~~~ん、そうなんだ。」と軽い気持ちで読んでいただければ、大丈夫です!
100%全てを一回で理解しよう!と思わず、これも何度も復習用に使っていただければ幸いです^^

そもそも品詞とは?

単語を意味や働き(機能)によって分けたもの」です。

 

 例えば動物。ほ乳類や鳥類、爬虫類などに分類されていますよね?

 言葉も同じような意味や働きを持つものを分類しています。

 分類した方が、言葉を学ぶときに説明しやすいですから。 

 

品詞は何種類あるの?

今回は「10種類」に分けてお話しします!!

(他の方の中では紹介している数に多少の違いがあると思います。)

品詞一覧

1. 名詞(noun)

もの(こと)の名前」です!

 

耳が大きくて、鼻が長い動物は?と聞かれたら、「ゾウ!」と答えますよね。

全てのものには名前があります。それを名詞と言います。

 

【名詞の例】

  • cat (ネコ)
  • elephant (ゾウ) 
  • Japan (日本)
  • dream (夢)
  • Junko  (ジュンコ) 人の名前も名詞です。名前ですから。
2. 代名詞(pronoun)

名詞(もの・ことの名前)の代わりの言葉」です!

さきほどの名詞をいちいち言うのはめんどくさい…なので代わりになる言葉を使おう!ということで使わる言葉です。

 

例えば、

私のお母さんは名古屋出身です。

My mother is from Nagoya.

私のお母さんは私にとても優しいです。

My mother is so kind for me.

 

2回も言うとめんどくさい、聴いている側もしつこい(?)、、、となるので

話し手と聞き手がわかっていれば、

「my mother」を「she(彼女)」にします!

 

彼女は私にとても優しいです。

She is so kind for me.

 

【代名詞の例】

  • I  (わたし・僕)
  • you (あなた)
  • he (かれ)
  • they (かれら・それら)
  • this (これ・この)
  • that (あれ・あの)
  • it  (それ)
  • myself (私自身)
  • all (すべて)
3. 冠詞(article)

名詞の前に置いて、後ろにある名詞が1つなのか、特定の物なのかを表す言葉」です!

 

数も非常に少なく、

  • a (an)
  • the 

のみです!!!

※冠詞は日本語にはないです。

4. 形容詞(adjective)

もの・ことの性質(特徴)や状態(ありさま)をあらわす言葉」です!

大きい小さい、長い短い、高い低い、(値段が)高い安い、好き嫌い、良い悪い、色などが形容詞です。

 

≪ポイント≫

名詞を説明する言葉です!(名詞を修飾する、とよく表現されています。)

名詞を説明してる言葉=形容詞 と考えてください!!

 

背の高い 男の子 ⇒ tall boy
(形容詞)  (名詞)

 

【形容詞の例】

  • small (小さい)
  • big (大きい)
  • young (若い)
  • beautiful (美しい)
  • blue (青色の)
  • smart (賢い)
5. 動詞(verb)

動作(動き)をあらわす言葉 」です!

「食べる」「歩く」「寝る」「感じる」「話す」など、動きを表現します。

 

【動詞の例】

  • go  (行く)
  • write (書く)
  • get  (得る)
  • have (所有する)
  • sleep (眠る)
  • know (知る)
  • use  (使う)
6. 副詞(adverb)

名詞以外を説明する言葉」です!

さきほど出た形容詞は名詞を説明する言葉、でしたね ?

副詞は名詞以外の言葉、例えば動詞や形容詞などを説明します。

 

【動詞を説明している】

She studies English hard.   「彼女は熱心に英語を勉強している。」

「熱心に」は何を説明していますか??

「勉強する」ですよね!! 「熱心に⇒勉強する(動詞)」

「熱心に⇒英語(名詞)」はおかしいですよね? ※ここは日本語で考えてみてください。

 

【形容詞を説明している】

These cars are so expensive.  「これらの車はとても高価です。」

「とても⇒高価です(形容詞)」

 

副詞は名詞以外とも説明しましたので、文全体を説明することもあります。

Unfortunately, they lost the game. 「不運なことに、彼らは試合に負けた。」

「不運なことに、⇒彼らは試合に負けた。」と文全体を説明している言葉です。

 

【副詞の例】

  • well (よく)
  • always (いつも)
  • there (そこに)
  • tomorrow (明日)
  • beautifully (美しく)

 

この副詞と形容詞の違いがわかっていたら、たまに疑問であがるbeautiful(形容詞)とbeautifully(副詞)の使い方の違いに悩む必要もなくなります。

 

  1. 私は彼女からこの美しい花をもらいました。
    美しいは何を説明していますか?……「花」ですよね!
    名詞を説明しているので、形容詞を使います。

    I got this beautiful flower from her.


     
  2. この花は美しく咲く。
    美しくは何を説明していますか?……「咲く」ですよね!
    動詞を説明しているので、副詞を使います。

    This flower comes out beautifully.

 

私たちは日本語を使う時、特に意識をしていませんが、

名詞を説明するときは「形容詞」使い、名詞以外を説明するときは「副詞」を使っています。

 

さきほどの例文でも、「美し」と「美し」で見てもらうとわかるように、語尾を変えていますよね。

 

「美しい 咲く」 と言ったり、

「美しく 花」 と言ったりはしませんね。 違和感を感じます。

 

日本語の環境下で育った私たちはその違和感を音で感じますし、特に意識しなくても自然と使い分けています。

 

英語の環境下で育っていないと、この違和感を感じることに非常に時間がかかると思います。

なので、しっかりと「品詞」について理解することが、英語上達へのカギになります。

(文法を理解しながら、口慣れ・耳慣れしていくとかなり習得スピードがあがります!!)

7. 前置詞(preposition)

名詞の前に置き、場所や目的、日付などの関係性を表す言葉」です!

 

日本人が苦手とする品詞、ナンバーワン!(Erina調べ)

生徒さんでも「前置詞が苦手~。」とおっしゃる方は非常に多いです!!!

なぜか?? 前置詞を日本語で訳してしまうからです!

 

例えば、「in」=「に」 「at」=「で」 と覚えている方、まだまだ多いです…

(学校でそうやって習っているからですよね…今の教育でもそうなんでしょうか?)

となると…「on」=「に」 え!?また「に」だよ?inとonの違い分からん…

もう英語難しいよー、嫌だ、となってしまいます。

 

前置詞は「イメージでとらえる」と非常に活用しやすいです。

前置詞は名詞の前に置いて、その名詞の場所(方向)を示したり、目的を示したりします。

  • I go to the zoo. 「私は動物園に行きます。」
    (toは到達点(ゴール)を表します。)

     
  • My textbooks are on the desk. 「私の教科書は机の上にあります。」
    (onは接触していることを表します。)

     
  • Please look at me. 「私を見てください。」
    (atは一点を表しています。)

日本語で覚える癖をやめて、この前置詞はどういうことを意味しているのか?を映像でイメージしてみましょう!

 

【前置詞の例】

  • in
  • at
  • on
  • for
  • with
  • from
8. 助動詞(auxiliiary verb)

動詞に意味を追加する言葉」です!

 

読むという動詞(read)に意味を追加していきます。※助動詞は動詞の前に置きます。

  • You can read it.  (あなたはそれを読むことができるよ。)
  • You must read it.  (あなたはそれを読まなければならない。)
  • You should read it. (あなたはそれを読むべきだ。)
  • You may read it.  (あなたはそれを読むかもしれない。)
  • You will read it.  (あなたはそれを読むだろうね。)

動詞の意味にプラスアルファされています。

これが助動詞の役割です!!

 

【助動詞の例】

  • can    (~できる)
  • must  (~しなければならない)
  • should (~すべきだ)
  • may   (~かもしれない)
  • will    ((未来に)~するよ!)
9. 接続詞(conjunction)

 「文と文、単語と単語をつなぐ言葉」です!

 

【単語と単語をつなぐ場合】

 You and I (あなたと私)

 beef or fish (肉か魚)

 

【文と文をつなぐ場合】

  • It is raining today, but it will be sunny tomorrow. 「今日は雨が降っています、しかし明日は晴れるでしょう。」
     
  • I can't go there, because I am busy. 「そこへは行けません、なぜなら忙しいから。」

 

【接続詞の例】

  • and (~と、そして)
  • but (しかし)
  • because (なぜならば)
  • so (だから)
  • if (もし~ならば)
10. 間投詞(interjection)

思わず口から出てしまう感情表現の言葉」です!

 

思わず口から出てしまう?感情表現??とは、

「ああ!」、「うわ!」、「おおー」、「え~と」などです。

(※「感動詞」と呼ばれることもあります。)

 

一語だけのものもあれば、二語以上の間投詞もあります。

例をみてみましょう。

 

【間投詞の例】

  • wow
  • ah
  • well
  • oh
  • Excuse me
  • yeah
  • Let me see
  • you know

 

これを話している最中に入れるだけで「ネイティブっぽく」なりますし、話を沈黙させずにつなげることができます。会話には間投詞を入れる練習もしてみてください。

まとめ

「品詞」がわかると、それをルール(文法)に従って、配置していくだけです!

今まで、読みづらかった英語が一気に読みやすくなります!

 

内容に関しまして、ご質問などございましたら、お気軽にお問合せください。

Thank you for reading.

 

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作成者:ERINA
(2020.02.27)

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