使えると本当に便利な「助動詞」。ぜひここで理解を深めていきましょう^^
Let's get started!!!
助動詞(auxiliary verb)は「動詞に意味を追加する言葉」です。
読むという動詞(read)に意味を追加していきます。
※助動詞は動詞の前に置き、その後の動詞は原形になります。
動詞の意味にプラスアルファされています。
これが助動詞の役割です!!
今回は10種類をご紹介します!!!
今回ご紹介する助動詞
can,could,may,might,will,would,shall,should,must,have toです。
「can」は能力(~できる)、予想・可能性(~だろう)、許可(~してもいい)、提案(~したらどう)の意味を持ちます。
言葉だけではわかりにくいので、例文を見てみましょう。
≪例文≫
I can play the piano.
(私はピアノを弾くことができます。)【能力】
I can't swim well.
(私はうまく泳ぐことができません。)【能力】
※否定するときはcanの後ろにnotをつけます。「can't」は「can not」を短縮したものです。
You can be a pilot.
(あなたはパイロットだろう。)【予想・可能性】
She can't be a teacher.
(彼女は先生のはずないだろう。)【予想・可能性】
Can I use a pen?
(ペンを使ってもいいですか。)【許可】
Can you open the door?
(ドアを開けていただけますか。)【提案】
「could」は能力(~できた)、予想・可能性(~だろう)、許可(~してもいい)、提案(~したらどう)の意味を持ちます。
※能力(~できた)は過去のことを表します。
≪例文≫
I could swim very well.
(私は上手に泳ぐことができた。)【能力 過去】
I couldn't speak English.
(私は英語を話すことができなかった。)【能力 過去】
※否定するときはcouldの後ろにnotをつけます。「couldn't」は「could not」を短縮したものです。
It could be wrong.
(間違っているかもしれない。)【予想・可能性】
Could I use a pen?
(ペンを使ってもいいですか。)【許可】
Could you help me?
(手伝っていただけませんか。)【提案】
「may」は許可(~してもいい)、予想(~かもしれない)の意味を持ちます。
≪例文≫
May I help you?
(お手伝いしましょうか。)【許可】
It may be rainy soon.
(もうすぐで雨が降るかもしれない。)【予想】
It may not be rainy today.
(今日は雨が降らないかもしれない。)【予想】
※否定するときはmayの後にnotをつけます。
※予想のmayは可能性が50%の時に使います。
「might」は許可(~してもいい)、予想(~かもしれない)の意味を持ちます。
≪例文≫
You might ask before you use a room.
(部屋を使う前に、言ってくれたらいいよ。)【許可】
She might be in Nagoya.
(彼女は名古屋にいるかもしれない。)【予想】
He might not come here today.
(彼は今日、ここに来ないかもしれない。)【予想】
※否定するときはmightの後ろにnotをつけます。
※mightはmayより可能性が低い(50%以下)ときに使います。
「will」は意志(~するよ)、予想(~だろう)の意味を持ちます。
≪例文≫
I'll win the game next month.
(来月の試合には(必ず)勝つよ。)【意志】
※「I'll」は「I will」を短縮したものです。
※話し手の「意志」を表します。
It'll be rainy tomorrow.
(明日は雨だろう。)【予想】
※「It'll」は「It will」を短縮したものです。
It won't be rainy tomorrow.
(明日雨は降らないだろう。)【予想】
※否定するときはwillの後にnotをつけます。「won't」は「will not」を短縮したものです。
「would」は予想・仮定(~だろう)の意味を持ちます。
≪例文≫
I thought you would go there.
(あなたがそこに行くだろうと思った。)【予想・仮定】
She wouldn't leave before seven.
(彼女は7時前に出発しないでしょう。)【予想・仮定】
※否定するときはwouldの後にnotをつけます。「wouldn't」は「would not」を短縮したものです。
「shall」は提案(~しませんか)の意味を持つ。疑問文で使われることが多い。
≪例文≫
Shall I clean your room?
(お部屋を掃除しましょうか。)【提案】
Shall we go shopping?
(買い物に行きませんか。)【提案】
※「Shall I~?」で「私が~しましょうか?」
「Shall we~?」で「(私とあなたで)~しませんか?」という意味です。
これは覚えておくと便利です!「Shall we dance?」(一緒に踊りませんか?)は有名なフレーズですよね^^
「should」は義務(~すべきだ)、予想(~だろう)の意味を持つ。
≪例文≫
You should study hard.
あなたはもっと勉強すべきだ。【義務】
You shouldn't go outside!
(あなたは外に出るべきではないです。)【義務】
※否定するときはshouldの後にnotをつけます。「shouldn't」は「should not」を短縮したものです。
She should get to the office in an hour.
彼女は1時間で会社に着くだろう。【予想】
「have to」は義務(~しなければならない)の意味を持つ。
≪例文≫
I have to go to the hospital.
(私は病院にいかなければならない。)【義務】
You don't have to turn in your homework by Friday.
(宿題を金曜日までに提出しなくてもいいです。)【義務】
※「turn in」:~を提出する
※否定するときは「have to」の前に「don't」もしくは「doesn't」をつける。
日本語訳は「~しなくていい」「~する必要はない」
「must」は義務(~しなければならない)、予想(~に違いない)、禁止(~してはいけない)の意味を持つ。
≪例文≫
I must tell him about the secret.
(彼にその秘密について話さなければなりません。)【義務】
She must be sick.
(彼女は病気に違いない。)【予想】
You must not smoke here.
(ここで煙草を吸ってはいけません。)【禁止】
※先ほどの「have to」の否定と違うのは「強い禁止」の意味を持つところです。
「must not」は「~してはいけません!」と強い禁止を表します。
「mustn't」は「must not」を短縮したものです。
「must」は自分の意志があっての「~しなければならない。」です。
I must tell him about the secret.
(彼にその秘密について話さなければなりません。)
⇒話し手の心情 この秘密を彼に話したら解決できるかも…よし彼に話さなければ!話そう!
「have to」は他者などの自分以外のものが原因となって「~しなければならない」です。
I have to go to the hospital.
(私は病院にいかなければならない。)
⇒話し手の心情 医者や家族に言われて、仕方ないけど…病院に行かなければ…。
予想の意を持つ助動詞がいくつかありましたね…
「may」は50%でとわかったが他は???と疑問を持ち、結局どう使ったらいいのかわからない!となってしまう前に、コレをご覧ください^^
She is married. 彼女は結婚している。(事実)
She must be married. 彼女は結婚しているに違いない。
She will be married. 彼女は結婚しているでしょう。
She should be married. 彼女は結婚しているだろう。
She can be married. 彼女は結婚しているかもしれない。
She may be married. 彼女は結婚しているかもしれない。(50%の確信度)
上にいけばいくほど、「話し手の確信度」は高くなっています。
willはwouldよりも、canはcouldよりも、mayはmightよりも確信度は高いです。
今回は「助動詞」についてまとめました!
いかがだったでしょうか???
いきなり全てをマスターしようとはせず、「今日はコレ」と絞ってやってみると学習しやすくなります^^
作成者:ERINA
(2020.4.3)