大学4年生の夏、フィリピンに旅行…ではなく、植樹のボランティア活動のために行きました!
実は私、、、『農学部』だったんです。
研究室は植物生理学について学べるところを選択しました。
海外の植生や環境問題に興味があったので、
いろいろ探していく中で、フィリピン(セブ島)の植樹ボランティアに申込み、参加しました。
『ボランティアプラットフォーム』から申し込みました。
今私と同じものがあるかどうか探したところ、ありませんでした;;
フィリピンは現在1件のプログラムでした(孤児院訪問など)。
当時に比べ、プログラム数減った(?) なんとなくの印象ですが。
当時の日記を引っ張り出して、思い出しながら書きます。
「フィリピン」「セブ島」「ボランティア」に興味がある方はぜひ読んでみてください。
いくらか気になりますよね。
当時のお小遣い帳を引っ張り出して、計算しました。
※2013年当時の値段です。
86,140 (飛行機、現地の滞在費)
1,700 (セントレアまでの交通費)
6,012 (現地で使ったお金)※お土産代です。
合計 93,852円
ボランティアの日数、行く国によって金額は変わってきます。
10万円以下で行けるところを必死に探してました!
昨日と同じ時間のフライトに乗ることができました^^
マニラでの乗り換え1人だったので不安でしたが、なんとかセブ行きの飛行機に乗り換えることができました。マニラでの待機が2時間くらいあり、それが疲れましたね;;
セブに着いたのは夜の7時。向こうで私と同じツアーに申し込んでいて、昨日断念した日本人と現地スタッフと合流し、今回お世話になる村へ向かいました。
村で、ホストファミリーと会いました。7人家族でした!子供が5人!一番下の子は3歳くらいで可愛かったです(*´`)
この日はほぼ移動で終わりました。セブに着いたの夜ですからね…
『現地の生活を実際に体験したかったから。』
ボランティアプラットフォームでは、現地の家で泊まることができます。
他のボランティア活動を運営している会社ではホテル滞在ができるところもあります。そこはご自身でどちらがいいのか選んで決めてください。
村の子供たちや大人たちに会いました!とにかく、元気で、、、、元気でした!!!
私たちのようなボランティアツアーの受け入れを何度も経験しているため、対応に慣れていました。むしろ、私の方が緊張しました;;
村で少し壊れているフェンスがあったので、その修繕を手伝いました!
とはいっても、フェンスの杭を打つのは現地の男の子(高校生くらい)が「俺、やるよ」と言ってくれて、私は材料を運んだくらいしかしていません。
『トイレ』と『お風呂』です。
日本のようなトイレとお風呂はそこにはありませんでした。
『お風呂』
湯船はなく、2畳くらいのスペースに、子供1人が入れるくらいのバケツ(そこに井戸から汲んだ水が入っています。)と手桶のみ。
要は、そのバケツの水を使って、頭と体を洗うということです。
シャワーなんてありません。
水がなくなって、泡が残ったら流せないわけですから、必死に計算して水を使いました。
『トイレ』
日本のようにレバーを引いて流すタイプではないです。
家のトイレには、「便器」と「横に水の入ったバケツ(大きさは一般的なバケツをイメージしていただければ)」と「水をすくうための桶」があります。
それと、「トイレットペーパー」とそれを捨てるための「ゴミ箱」。
困ったのは「大」したときです。
「小」はいっても液体ですからね。
最初、どうしていいのかわからず、ずっと(1日)我慢していました(これ、本当ですw
しかし、私はありがたいことに便秘になったことありません。必ず1日1回、します。(なんのカミングアウトなんですかねw
考えました。『家族の人もしてるよな、どうしてるんだろう…』
聞けばいいんですが、その時まだ英語もままならないのと、恥ずかしさで聞けませんでした;;
トイレの中をもう一度見渡しました。
バケツの中に入っている「水」があります。あとそれをすくうための「桶」。
これを使うんだな。
「小」のときは水をすくってさっと薄める感じで入れていました。
「大」のときも同じようにやってみたのですが、上手く流れない><
※この時、数分トイレから出れませんでした。
今度は、少し水を多めにすくい、勢いよく水を入れました!
すると、水圧?水位?の関係で流れていきました(^^)
この時の嬉しさは半端ではなかったです。
※トイレの話長くてごめんなさい。
同じボランティアメンバーの日本人の中では、ずーーーーっと我慢してる子もいて、(良い子はマネしないでください。)
5日目でショッピングモールに行ったのですが、トイレに駆け込んでいました。
あらためて、『日本のトイレは素晴らしい。』お風呂も。
早朝から、『マングローブの植樹』をしに行きました!
「植える」というよりも「指す」という感じでした。
スタッフの方からマングローブの苗をもらい、それをひたすら、指していく。
スタッフの方が言っていました。「植えても90%以上は波に流されたりでなかなかうまく育たない。」と。
私の労力が無駄とは言いたくないですが、そういうことなのかと。
現場で植物を育てていくことの難しさを実感した瞬間でした。
村に帰ってからは、子供たちと遊びました!
本当に元気でした!暮らしは決して裕福ではないです。服もボロボロだったり、毎日同じ服を着ている子もいました。
でも、みんなずーーーっと笑顔なんです!遊びもゲーム機なんてないから、手作りのおもちゃ持ってそれで遊んでいました。
一人遊びしている子はいなくて、みんなで遊べる遊び(おにごっこなど)で楽しみました。
物がなくても、人がいて、共に知恵を出し合えばこんなに楽しんだ、ということを私は子供たちから教わりました。
子供たちでケンカすることもしょっちゅうでした。
その度に、親ではなくて、村の中でのお兄ちゃんが叱る。
今日は活動はなく、みんなでとにかく「遊ぶ日」!
(それ以外の日もほとんど遊んでるんですけどね;;)
近くのプールに行ったり、ショッピングモールに行きました^^
プールでは、がっつり、髪と体を洗えたことが嬉しかったです←
(普段、水の節約してますから。)
ショッピングモールは大きくて、こっちでいうとイオンです!
行くとき、タクシーで向かったのですが、猛スピードで隣の車との距離も近くて、とても怖かったのを覚えています…
村での生活をしていたので、こんなに栄えているところもあるのか!と驚きました。
きらびやかで、華やかで、身なりも村にいる人たちとは少し違いました。。。
【後編】へ続く…
作成者:ERINA
(2020.3.16)