「補語」という言葉、教科書や文法書では必ず見ると思います。
そもそも、「補語」ってなんなのさ??
私は学生の時、思っていました。
が、、、「なんとなく」わかった気になって調べもしず放置していました。
今回は「補語」についてお話しします!!
こういう文法用語がわかってくるともっと、英語に対して楽しく取り組めると思います!
あくまで文法用語は英語をわかりやすくするための「ツール」です!
補語は『 C 』と書いてあります。
Cは「complement(補語)」の頭文字からきています。
英語の文型は5つあります!この5つを覚えてしまえば、英語の構造がわかってくるので、読みやすくなりますし、英作も作りやすくなりますよ!^^
まずは「補語」の話に入る前に、こちらも押さえておきましょう~
【用語の説明】
S(主語=subject)、V(動詞=verb)、O(目的語=Object)、C(補語=Complement)
日本語訳:「Sが、Vする」
例文:I walked. 私は歩いた。
日本語訳:「Sは、Cである(V)」
例文:I am a Japanese. 私は日本人です。
I am fine. 私は元気です。
日本語訳:「SはOを、Vする」
例文:I put my bag. 私はかばんを置いた。
日本語訳:「SはOにOを、Vする」
例文:I gave him a book. 私は彼に本をあげた。
He wrote his mother a letter. 彼は母に手紙を書いた。
日本語訳:「SはOがCだと、Vする」
例文:The news makes me happy. そのニュースは私を幸せにする。
I call her Becky. 私は彼女をベッキーと呼びます。
補語(C)が使われているのは『第2文型』と、『第5文型』です。
主語もしくは目的語が「何なのか」「どんな状態・様子なのか」表すときに使います。
簡単に言いますと、「主語もしくは目的語とイコール(=)関係で表せるもの」が補語です!
なので、補語(C)は「名詞」か「形容詞」しかありません。
品詞についてはこちらで詳しく書いています。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
【第2文型 英文例】
I am a Japanese. 私は日本人です。
I am fine. 私は元気です。
下線の部分が補語です。Japaneseは名詞ですし、fineは形容詞です。
この時、主語とイコール関係になっています。(主語を補語します。)
「I=Japanese」主語(私)が何なのか(日本人です)。
「I=fine」主語(私)がどんな状態・様子なのか(元気です)。
一般動詞を使った文章でも「SVC」はあります。
She looks young. 彼女は若く見える。
主語(彼女)がどんな状態・様子に見える(V)のか(若い)。
I got drunk. 私は酔った。
主語(私が)どんな状態・様子になった(V)のか(酔う)。
【第5文型 英文例】
The news makes me happy. そのニュースは私を幸せにする。
I call her Becky. 私は彼女をベッキーと呼びます。
下線の部分が補語です。happyは形容詞ですし、Beckyは名詞です。
オレンジ色が目的語です。
第5文型の場合
目的語とイコール関係になっています。(目的語を補語します。)
The news makes me (=) happy.
主語(そのニュース)は、目的語(私を)、どんな状態・様子にする(V)のか(幸せ)。
I call her (=) Becky.
主語(私は)、目的語(彼女を)、何と呼ぶ(V)のか(ベッキー)。
何度でも言います!補語は「名詞」と「形容詞」しかありません!
そして、、、
「主語もしくは目的語とイコール(=)関係で表せるもの」が補語です!
この2点をまず覚えておきましょう!
それを踏まえて、補語のある文章(第2文型、第5文型)を見ていくと、英文がすんなり頭に入っていきます^^
中学生の頃、この文型についてやった記憶はありますが、私にとってはただの記号でした。
SV,SV,SVC,SVOO,SVOC…(DNAの螺旋構造みたいな感じw)
今思えば、ゆっくり説明できる余裕はなかったのかも…他の教科もありますし、学校教育だと、とにかく終わらせないと!という感じが当時も感じ取っていました。
(親戚で学校関係者がいるのですが、「終わらない~」と頭を悩ませております。)
私は学校の先生を責めるつもりもありません。
時間を考えても、ゆっくり説明できる余裕はないです。
なので他(塾や自習など)で補填していくしかないと思います。
やはり、「自分の身は自分で守る」「自分の人生は自分で決める」しかないです。
批判するのは簡単です。楽ですしね。
私は社会人1、2年目の頃はよく会社の文句を言っていました。
でも、気づきました。文句を言っても会社は変わらない。
社会人になって丸1年経ったころ、同期が会社を辞めさせられるのを見ました(名目上、その子が辞めたという形にはなっていましたが)。
※前の職場の話です。
その時、会社も私の身を一生保障してくれるわけではないんだ、と。それに、倒産してしまったら元も子もないです。
「知識は自分の身を守ります。」強くそう思います。
「知識をつけよう、知ろう。」という思い、行動は必ず自分に返ってきます。
諦めずいきましょう!(これは毎日自分に言い聞かせています^^
いつもありがとうございます!!
Thank you for reading.
Please keep going.
Take care^^
作成者:ERINA
(2020.3.4)