よく生徒さんからのご質問で、
というお声を頂きます。
英語を習得するには時間もお金もかかります。
その2つをなるべく無駄にしないためにも、この教材選びは非常に大切です!
では、どうやって英語教材を選んだらいいのか?
これからお話しすることを意識して選んでみてください。
「英語を学ぶ、習得するための目的を再確認すること」
これが本当に大切です!
皆さんの英語を学ぶ目的は何ですか?
「英語を習得して将来、海外で働きたい。」
「海外留学に行くから、その前にある程度話せるようになりたい。」
「ワーホリに行きたい。」
「外国に行く予定はないけれど、日本に住んでいる外国人と仲良くなりたい。」
「映画を字幕なしで見たい。」
「好きな海外のアーティストのインタビューを聴きとれるようになりたい。」
様々です。これはご自身しかわからないことです。
学生さんだったら、
「テストの点数をあげたい。」
「英語に特化した高校、大学に進学したい」
何でもいいのです。答えはありません。
ポイントは、「紙に書き出すこと」「なるべく具体的に書くこと」です。
目的がわかっていないと、教材が良い悪いにかかわらず、モチーベーションが維持しにくく、続けることができなった。となってしまいます。
生徒さんの中でも、こういった形で目的はあるのに、自分の中で明確になっておらず、なんとなくで教材を選んでしまう、という方がいます。
(そして、やらずに家の本棚にやっていない教材が山積みになっている…)
大げさな表現ですが、受験生ではないのに、「赤本」を買ってしまうような。
TOEICを受けるつもりは全くないのに、TOEICの対策教材ばかり買ってしまうような。
目的が把握できた方は、以下に注意して教材を選んでいきましょう!
受験のための勉強でしたら、受験校の過去問や対策本を。
TOEIC対策でしたら、TOEICの対策本を。英検対策でしたら、英検対策本を。
資格取得や受験勉強のためでしたら、カテゴリで選んでいくといいです。
それ以外に、受験も受けない、資格取得も受ける予定もない方はどうすればいいでしょうか?
英語学習は大きく分けて「単語」「文法」「発音」を習得することが大切です。
★「単語」を決まったルール(=「文法」)に並べて、「発音」すること
で相手に通じて、コミュニケーションができます。これが理解できれば、相手が何を言っているかも理解できます。
なので、「文法」か「発音」についての教材を重点的にやっていきましょう。
「単語」はどの教材に必ず出てきますので、やりながら覚える、必要があれば単語帳を買う、でいいです。
やっている方も多いとは思いますが、必ず本屋さんなどに行って、中身を必ず見てみてください!
「Amazonで1位だから」「○○万部売れている」という理由で即購入は早いです。一回、一緒に深呼吸をしましょう。
「売れている本=良い本」であることは間違いないです。だから、売れています。
ですが、「売れている本=自分に合う本」であるかどうかはわかりません!
自分に合う、または合いそうな本を選んでいきましょう!!!
※但し、中身が見れないものについては似たような目的、英語レベルの人の意見を参考にするしかないですね。口コミを見てみましょう。
自分に合う教材がわからない、という方は
の答えからご自身の傾向を探ってみましょう^^
好きな英語講師はいますか?
たぶんほとんどの方は「いません!」と答えるかもしれません。
もし、「これ読みやすいな。」「今まで1周することできなかったけど、この教材は終わることができた。」という本があれば、ぜひ作者を記録しておきましょう。
その作者が他にも本を出していたら、ぜひその本も見てみましょう!!!
「○○日間で話せるようになる」という教材を選ぶ
選んでもらってやるのは非常に良いと思いますが、タイトルにつられて買うのは注意が必要です。
この「○○日間」例えば3ヶ月で。
は(買う人に)根拠が伝わっていない印象があります。
人によっては、3ヶ月でできる人もいますし、1ヶ月でできる人もいます。
ですが、半年や1年、それ以上かかってしまう人もいます。
やる人のスタート時点の実力はバラバラです。
中学レベルの英語力がある人とない人では英語力がスタートの位置が全然違います。
また1日に勉強できる時間も人によって異なります。
こういった本を見ると、勉強方法やスケジュールについて詳しく書いてあるものもありますが、そこまで読んでいない人も多く、タイトルをみて「3ヶ月でできるんだ!」と思い、
とりあえず計画を立てることなくやってみる、
3ヶ月経ったができないことに気づく、
「やっぱ英語って難しいんだなー、無理か。」(⇒教材はやらない)
になってしましい、教材をやめる。(だけだったらいいのですが、英語学習すらもやめてしまう。)ことに。
『こうにはなって欲しくない!!!』
英語学習は難しくないです、むしろ面白いです。
ですが、同時に「決して甘くはない」です。
教材のせいにするのは簡単ですが、それで英語力は伸びません。
ご自身の意識を少しずつでいいので変えていきましょう。
継続方法についてはコチラから。
英語教材を選ぶポイントは
「ご自身の英語を学ぶ目的を明確にし
目的に合った教材を探して
良さそうなのがあれば、しっかり中身を見て
お気に入りの作者がいたら(できたら)参考に」
選んでみてください^^
もし、どうしても迷う!という方はお近くの信頼できる講師や先生に相談することをお勧めします^^
私はこういった疑問も日頃お答えしております。
ここだけの話、所属スクールにも教材はありますが、進んで売ることはしていません!
今までも述べた通り、皆さんの目的は多種多様、レベルも様々、違う人すべてに当てはまる英語教材は存在しませんからね^^
ご興味のある方はぜひ、下記リンクからお問い合わせをお願いいたします。
お話しできるのを楽しみにお待ちしております!
作成者:ERINA
(2020.4.29)